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2022年2月21日月曜日

(仮称)上長山農園日誌 2022年2月(1)

 会社としては、悠々農園青果部」という部門を暫定的に設け、これまで会社代表が個人的な範疇として、自然農法で栽培を行ってきました。

機会あって広い圃場を得たものの、個人として管理するには限界があり、資材等の投入や生産物の販売等を含めた収支管理を徹底する上でも、元々ある会社を活かしたほうが得策と考えました。

今後はこの場を借りて、開墾状況・作付け経過・販売等について情報を発信していくつもりです。


開墾日誌 2022/2/19

天候:曇りのち雨 気温:5℃
作業人員:4名

今日は午後から豊川に向かうも、道中から雨が降りはじめました。到着後はいったん小康状態のなるも、空を見ると重い雨雲が広がっています。

今回は一泊二日の日程で作業を行うことになっていました。豊川はまだまだやり残していることが多く、単に開墾作業だけにとどまらず山積しています。

夫婦二人だけの作業であれば、ちょこっとした休憩スポットが設営できれば、なんてことないわけです。とは言いうものの季節は冬だけに結構寒い。倉庫の片隅で暖をるとしても風が強かったり雨や雪が降れば相当寒い。今日の作業は、私たちを含め二世帯の大人たち合計4人乗り込んでいます。

倉庫内に仕切られた部屋が三つあり、そこを片付けて休憩部屋を設えていました。それが一週間前の話です。


オレンジコートコンパネ合板を天板にしたテーブルは、休憩用から作業テーブルへ用途替えして、新たにメラミン化粧板の端材でテーブルを作り直しました。


これらは全て、規定寸法木材は一切なく、端材を現場合わせで設えたため、施工図や簡単な展開図などもなく、形状を頭で描きながら材料を切り出採寸しています。
室内のレイアウトに合わせられなく寸足らずなのはそのためです。

この場所が休憩室に模様替えといっても、何もないから端材を持ち込んではテーブルや棚などを設え、足りない物があればリストアップして次回に持参してくるという羽目になります。

作業に来る度、ストーブを室内に入れて暖を取っています・・・・が天井がないからね~~ちょいと寒い。こればかりは端材というわけにもいかないので、調達できたらふさぐことになるでしょう。倉庫自体は天井があるのだから雨風はしのげますからね。

仮ごしらえといえ、休憩所の方は一段落しているわけですが、それ以外は手付かずで挙げればきりがない。

まずは当日に持ち込んだ苺の苗を植え付けないといけません。

過去に圃場を返したおり、作付けしていた苺の苗を引き取っていただいた経緯があり、その里子に出し先も菜園の閉園が決まったため苺の苗が戻ってきました。

当初は違う場所に引き取ってもらうことになっていたようですが、諸事情でこちらで引き取ることになったというわけです。

抑々が、「豊の香」「章姫」「女峰」が入り混じっっており、全く区別をつけなかったため、実は交配しきっています。それでもジャムやペーストとして加工するには申し分ないため、生食用というよりは加工用に栽培するという目的に特化することになるでしょう。

なんだかんだと持ち込んだ苗は、ポットに鉢上げされた苗は段ボール箱にびっしり詰められ、土毎掘り上げられた株は泡スチロール箱に入れられていました。双方合わせて5箱分を豊川に運び入れるなり植え付けました。



その作業と同時に八朔の収穫を行うも、小康状態天気は瞬く間に変わり、雨脚が強くなったことから作業を中断しました。それと同時に当日の作業そのものが終了と相成りました。

作業の後は、雨で冷えた体を温めに畑近くの温泉に行く?・・・

次回に続く

2022年1月15日土曜日

農事関連へ本格的始動♬

 

今後の方針というか個人並びに自社の方向性を決めつつあります

個人としては
農家(農業生産者)という位置づけになるには
諸事情により少々ハードルが高いかな
せめて母方姓の戸籍(養子)に入れば済む話です。


しかし・・・それは叶わないこと
(跡取りがいるのでそうなまでする必要がない)

じゃ~~どうするか

会社として農事関連事業部門を起こし参画する・・・
これが一番手通り早い

ただし、
経理をきちっと分離しないと行く先の「法人成り」が叶わないかも

それでも

私が子供たちに残せる財産はこれしかなく潰すのは自由だけど、
せっかくの自然農法だから潰してほしくない
(私に万が一のことが起きても妻が引く継ぐとか)

なのでいろいろ考えた結果・・・

自社の中に部門を置くか自社以外屋号を起こすか迷った挙句
洒落た屋号が思い浮かばないため
自社内に「〇〇農園 青果部門」なるものを作れば?

ゆくゆくは独立分離するか、それとも部門拡大で会社を吸収するか
柄図面が形になれば否応でも屋号が決まるかもしれない

それとも自社とは別に立ち上げておいて独走させるか合併するか・・・
いずれにしても明確な経理分離が優先されます

なぜその話をするのかといえば

昨年収穫した野菜の中で
ローゼル、里芋、カボチャ、ジャガイモ、赤紫蘇、バジルなどを
主だった人に提供った結果好評とリピートの要望が上がり
増産への道筋が経ちつつあります。

現在作付けを行っているのは「あま桂菜園」と「上長山農場」で
どちらも所在地に関連して付けた仮称です。

あま桂菜園は
自然農法として25年もの間作付けされた菜園で
耕作面積は約90坪ほどです
その為、農産物を生産するというよりは
農産物の自家採種圃場という位置付けです。

一方「上長山農場」作付面積は
推定でも約360坪以上(あま桂の4倍強)という広さで、
今後の開墾次第では作付面積が広がる可能性があります。
現在の開墾が終わっている部分だけでも
「あま桂菜園」の作付け面積を超えています。

両圃場とも作付けされているのは以下の通りです
(単作・幼苗を含む)
・大蒜、ニラ、分葱、ネギ、茗荷、辣韭、玉葱、アスパラガス、
・リーフレタス、スナップエンドウ、ソラマメ、
・大根、人参、蕪、小松菜
・茂木枇杷、木苺、梅、ユズ
レモングラス、サントリナ、ローズマリー、カモミール、
 コーンフラワー、ラベンダー、モナルダ、ボリジ、苺
以上に加えて、昨年からシイタケの原木栽培を始めました。
現在、植菌が終わり借り伏せの段階です。

今後の予定は
・トマト、ナス、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ、
・キュウリ、タイガーメロン、甜瓜、カボチャ、ズッキーニ
・里芋、ヤマノイモ、サツマイモ
・ローゼル、ステビア、チャイブ、カモミール(ローマン種)
 オレガノ
・コムギ、トウモロコシ
・ササゲ、小豆
・綿花、藍
以上が今年の春から夏にかけての作付け予定ですが、
場合によっては見送る品目が出るかもしれません。

需要が多い食材は広い土地で

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