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園芸コラム

畑作・水田から個人の菜園などの周辺環境や
それにまつわる自然環境について発信しています。

このサイト以外にも個人のブログにも
菜園や周辺環境に関連したコラム記事を掲載しています。(⇒準備中)

1.植物の土壌汚染に対する過敏な反応


植物の中には、環境ホルモンの土壌汚染に対して過敏に反応を示し、個体異常(茎の帯状奇形や双頭花)を起こす品種があります。 セイヨウタンポポの帯状奇形は、本来の持つ旺盛な繁殖力から各地で目撃されるようになり、 奇形繁殖は、北海道の他に千葉・滋賀・三重などで目撃され、その他にも発見されているようです。
植物の個体異常(奇形)要因としては、携帯電話などの電磁波による影響が推測され、植物奇形は携帯電話中継基地局(電波塔)周辺が顕著で、 タンポポ以外に樹木の花や野菜類(なす・とうもろこし・きゅうり等)にも奇形が発生しているようです。
自然界において植物の生殖異常による奇形発生率は100万分の1と少なく、病害虫被害によってウイルスが土中に及ぶと採種した種子・球根までも感染する為、 感染種子・球根が成長する過程で奇形が発生するわけです。
これは一例で、タンポポが化学物質・環境ホルモン其の他に考え得る環境変化に対して過敏なのは、周辺の汚染状況を実際に確認できる目安になると言えますが、 旺盛な繁殖力から推察して固体異常の種子が飛来して発芽成長している可能性を提起しても、自然発生以上の植物奇形種発生率は異常と言えるのではないでしょうか。


2.食物連鎖に於ける植物・昆虫の生態系変化

国内に生息する蜜蜂が減少する一因に帰巣本能が影響していると言われてい理由は、ミツバチは花の蜜を集めて巣に持ち帰り、 それを蓄えて幼虫の発育養分にしますが、個体異常した花の蜜を集めた蜂は防衛本能により自ら巣に帰らないといいます。
当然、幼虫を育てることが困難になる状況に陥りながら、大気中に飛び交う大量の電磁波の影響で帰巣本能が狂い、 巣に帰ることができない迷い蜂が増えているということは、やがて集団単位で滅びの一途を辿ることに繋がります。
つまり個々の異変は波紋が広がるように影響を及ぼしながら、自然界の大きな食物連鎖の中で複雑に絡み合っています。


3.特定外来種による植物生態系への影響


近年、珍しい昆虫や爬虫類など、ペットとして国内に輸入・飼育されるケースが増えるにつれて、飼育放棄により従来日本に住んでいる固定種が圧倒され、 一部では絶滅の危機に瀕している固体があります。
それら特定外来種は、従来の生態系保護の為にも速やかに捕獲・除去するのが望ましいのですが、 昆虫・爬虫類・動物だけでなく植物の成育環境も外来種の繁殖力に圧倒され、対応(処分)が追いつかない現状にあり、 取扱いに関しては「外来生物法」(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)の定めにより、立ち入りや・捕獲・処分に対しての制限があります。
植物で該当する品種には、ヒメジョオン・セイヨウヒルガオ・ブタクサ・キクイモ・ホテイアオイ・セイタカアワダチソウ・ドクニンジン・カエンボクなどがありますが、 馴染みのある身近な植物も含まれているので、リンク先の植物リストをご覧下さい。
植物リストのリンク先 ⇒ 環境省ホームページ 要注意外来植物(一覧)
参照サイトのリンク先 ⇒ 環境省ホームページ(外来生物法)の解説

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