狭小菜園からの脱却
結局品目も品種も絞り込んで作付けします。
それでも毎日の食卓を満たすには不十分で、
会社としては、悠々農園青果部」という部門を暫定的に設け、これまで会社代表が個人的な範疇として、自然農法で栽培を行ってきました。
機会あって広い圃場を得たものの、個人として管理するには限界があり、資材等の投入や生産物の販売等を含めた収支管理を徹底する上でも、元々ある会社を活かしたほうが得策と考えました。
今後はこの場を借りて、開墾状況・作付け経過・販売等について情報を発信していくつもりです。
今日は午後から豊川に向かうも、道中から雨が降りはじめました。到着後はいったん小康状態のなるも、空を見ると重い雨雲が広がっています。
今回は一泊二日の日程で作業を行うことになっていました。豊川はまだまだやり残していることが多く、単に開墾作業だけにとどまらず山積しています。
夫婦二人だけの作業であれば、ちょこっとした休憩スポットが設営できれば、なんてことないわけです。とは言いうものの季節は冬だけに結構寒い。倉庫の片隅で暖をるとしても風が強かったり雨や雪が降れば相当寒い。今日の作業は、私たちを含め二世帯の大人たち合計4人乗り込んでいます。
倉庫内に仕切られた部屋が三つあり、そこを片付けて休憩部屋を設えていました。それが一週間前の話です。
仮ごしらえといえ、休憩所の方は一段落しているわけですが、それ以外は手付かずで挙げればきりがない。
まずは当日に持ち込んだ苺の苗を植え付けないといけません。
過去に圃場を返したおり、作付けしていた苺の苗を引き取っていただいた経緯があり、その里子に出し先も菜園の閉園が決まったため苺の苗が戻ってきました。
当初は違う場所に引き取ってもらうことになっていたようですが、諸事情でこちらで引き取ることになったというわけです。
抑々が、「豊の香」「章姫」「女峰」が入り混じっっており、全く区別をつけなかったため、実は交配しきっています。それでもジャムやペーストとして加工するには申し分ないため、生食用というよりは加工用に栽培するという目的に特化することになるでしょう。
なんだかんだと持ち込んだ苗は、ポットに鉢上げされた苗は段ボール箱にびっしり詰められ、土毎掘り上げられた株は泡スチロール箱に入れられていました。双方合わせて5箱分を豊川に運び入れるなり植え付けました。
その作業と同時に八朔の収穫を行うも、小康状態天気は瞬く間に変わり、雨脚が強くなったことから作業を中断しました。それと同時に当日の作業そのものが終了と相成りました。
作業の後は、雨で冷えた体を温めに畑近くの温泉に行く?・・・
次回に続く
今後の方針というか個人並びに自社の方向性を決めつつあります
個人としては
農家(農業生産者)という位置づけになるには
諸事情により少々ハードルが高いかな
せめて母方姓の戸籍(養子)に入れば済む話です。
しかし・・・それは叶わないこと
(跡取りがいるのでそうなまでする必要がない)
じゃ~~どうするか
会社として農事関連事業部門を起こし参画する・・・
これが一番手通り早い
ただし、
経理をきちっと分離しないと行く先の「法人成り」が叶わないかも
それでも
私が子供たちに残せる財産はこれしかなく潰すのは自由だけど、
せっかくの自然農法だから潰してほしくない
(私に万が一のことが起きても妻が引く継ぐとか)
なのでいろいろ考えた結果・・・
自社の中に部門を置くか自社以外屋号を起こすか迷った挙句
洒落た屋号が思い浮かばないため
自社内に「〇〇農園 青果部門」なるものを作れば?
ゆくゆくは独立分離するか、それとも部門拡大で会社を吸収するか
柄図面が形になれば否応でも屋号が決まるかもしれない
それとも自社とは別に立ち上げておいて独走させるか合併するか・・・
いずれにしても明確な経理分離が優先されます
なぜその話をするのかといえば
昨年収穫した野菜の中で
ローゼル、里芋、カボチャ、ジャガイモ、赤紫蘇、バジルなどを
主だった人に提供った結果好評とリピートの要望が上がり
増産への道筋が経ちつつあります。
秋は芋の収穫が続きます。
それというのも、今年も葉物を播くタイミングを逸し
白菜・レタス・キャベツ・ルッコラの作付けが間に合わなかった
辛うじて、小松菜・蕪・ダイコン・人参・ゴボウを
豊川の新規開墾場所に播いたのはいいけれど
時期的には、日中温度が発芽適温以下となった今では
年内発芽は見込めないかも・・・
そんな中でも小麦は何とか発芽してくれたので
やれやれといったところでしょかね
あま桂の菜園で
里芋の収穫が終わり、
収穫した里芋を計量してみると、親芋を含め全部で約60kgの収量
翌週になると豊川の圃場でサツマイモの収穫をしてみると
こちらは約2kgの収量でした。
サツマイモの関しては
芋の茎苗を育てる時間が作れなくて
止むを得ず
本来伏せこみに使はずのタネ芋を
そのまま植え付ける種芋栽培にシフトしたため、
芋の収量が激減したようです。
そして昨日(2021年12月11日)には
あま桂の菜園でジャガイモの収穫を始めました
この秋にジャガイモ(タネイモ)を植えた畝は全部で三本あり、
そのうちの1本を掘り起こしたところで日没を迎え、
以後の作業(残った畝の掘り起こし)は次回へと持ちこしました。
ヤマノイモの収穫は11月の中旬ごろに試し掘りしたあと
全く手つかずの状態です。
そろそろ霜が降りる心配をしないといけないのですが
何とか年内には芋ほりを全部済ませたいですね。
豊川の圃場は広すぎて
便宜上3つにエリアに分割し、夫々を交互に管理することにしました。
今回(2021/12/4)は、
第一エリアに植えたサツマイモとカボチャの収穫に加え、
第二エリアに山積みされている倒木撤去と撤去後の開墾、
第三エリアは、草刈り&開墾&耕起・畝立てした後に種まき、
これだけの作業を4人がかりで行いました。
<作業日誌>
現場到着は9:30分ごろで天候は晴れ時々曇り(夕方は完全に曇り空)
作業人数は男女夫婦2組の計4人
そこから女性陣のペアは第一圃場の芋ほりへ、
男性陣のペアは第二圃場の開墾&倒木の整理と、
互いに手分けして作業しました。
第二圃場は、放置されていた倒木を撤去し、
木が無造作に積まれてた部分を開墾してみると
チップ状に朽ちた木片が堆積していました。
写真を見て右端に見えるのが撤去した倒木、その奥手前(写真中央部分)が耕起した場所
案の定掘り起こせはとても柔らかく、
蔓性雑草の根も少し掘り返す程度で取り除けました。
手をかけた場所は、目測で5m四方程度をしっかり耕起したところで終了、
一方芋ほりチームは、芋植えにした2畝のうち
半分を終了したところで昼食時間なったため、
切りの良い処で作業中断し全員で昼食を取りました。
午後からは、
芋ほりの続きと掘り返した畝の養生に3人でかかり、
私1人で第三圃場に草刈りに回りました。
作業を始めて一時間程度で第一エリアの養生を終えた三人が合流してきました。
4人がかりで第三エリアの開墾&耕起・畝立てしつつ、
起こした畝には
持参したソラマメの発芽苗(自家生産苗)6ポットを植え付け、
ゴボウ、チコリ、リーフレタス、小松菜の自家採取したタネを播き、
豊川方面で新しい圃場が見つかりました。
開墾を始めたのは今年2021/7月ごろだったかな
今までの耕作地よりも相当広い場所ですが
手入れがが行き届いておらずあちこち雑草が生え放題。
圃場と言っても雑草を生えないように日々管理する
これが土地を預かるというか使用にするにあたって、
もっとも重要な要素です。
ただ雑草を刈り取るだけではもったいない
この土地をどうやって活かすかも
管理と並行して為さなければならないと感じました。
それならば畑作農地として
更には無肥料無農薬栽培の圃場として活かせれば
土壌にもいいし、その場所に育つ植物や集権環境にもいいことです
現在、と余暇の開墾状況は10%も満たない進捗状況ですが、
作付品目は、
果樹…枇杷の苗木×1本、梅の苗木×1本、木苺の苗木×1本
野菜…大蒜、分葱、らっきょ、玉ねぎ、苺、
今のところ週一回のペースで開墾に行っていますが、
毎回、陽がどっぷり暮れるまで作業sているため
作業後の状況写真が撮れていません。
なんせ人手が全く足りていないので仕方ないとはいえ
遅くまで作業して長距離移動で帰宅・・・
翌日は丸一日休めておかないと体がもちません。
既に別の場所(仮称:あま桂菜園)の耕作と同時進行になりますが、
稼働している菜園は新規圃場には欠くことのできない場所です。
それというのも
あま桂の菜園は永く自然栽培でいろいろな作物が育てられた場所だけに
土壌環境がとてもいいんです。
此処で育てた野菜から採れたタネや種芋を、
新規圃場で使いつつ収量を上げていくという目算上、
採種場としての役割を果たすわけです。
採種するなら耕作地で地場採種するのが常道ですが、
圃場としての地力が無知数では不安が大きい。
何れ生産から収穫・採種または加工・販売のすべてを
生産圃場で地産地消できるまでは
キャリアのある土地を活用するのが有効です。
あま桂菜園の近況は次回に報告します