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2024年7月22日月曜日

苑祇農園 2024年 自然栽培記録(その2)

 2024/7/22 苑祇農園 自然栽培記録(その2)

      圃場:あま桂菜園

・ナス科トマトの栽培(品種:世界一)

自然栽培を始めて最初に取り掛かったトマトはミニトマトでしたが、
それ以上大きい中玉や大玉のトマトを育ててみたかったですね。

しかし、F1品種が多く固定種選びに迷いました。
それというのも固定種を多く扱う種苗店が少なく
情報集めに奔走した・・・といってもWeb検索で探す程度です。

検索した挙句、たどり着いたのが「世界一」という品種でした。
タネを取りよせてからタネを撒き苗を育て定植
順調に育ったはずでしたが着果数が非常に少なく
一株に対して1個か1個と言う散々な結果に終わりました。
せっかく実っても果割れと食害に見舞われつつも
せめてもとタネを取るのが精一杯でした。

その当時は自家採種の何たるかも本の知識だけで、
経験もなく結構アバウトな手際だったのを覚えています。


大玉トマト(品種:世界一)

継代が途絶えたまま栽培再開に当たり
知人からタネを分けていただきました。

頂いたタネを全部使って苗を育ててから定植
植えた直後は晴天が続き苗の活着に時間がかかりましたが
湿度が高く雨天がの日が断続的ながらも続き
気温の高低差も相まって一雨毎に生長の兆しを見せ始めました

トマトとハーブの混植

いつもならトマトの傍にはバジルを植えていたのですが
今回は赤しそを植えてみました

そうはいても毎日畑には通えず週一回ペースですが
支柱を設え誘引してみても
翌週には誘引に上までも美た挙句茎が曲がる

曲がった弾みに脇芽もたくさん
それらの手当てを熟して一段落するとやっと実を付け始めました


トマト(品種:世界一)の着果

この状態でミディトマト1個と比較すれば約二倍ほどの大きさです
そうはいっても、市販のトマトよりは小ぶりでしょうね。
ともあれ、これら二つの果は一株に一個付いた一番なりですから
早めに収穫する予定です。


・ナスの栽培(品種:日置白ナス一号、緑ナス)

ナスは二種類育てました
一つは「日置白茄子一号(へきしろなすいちごう)」で
もう一つは「緑茄子」です

定植後の画像を捉えていませんが
何とか活着したようです
毎度毎度のことながら
ナス科の種まきを早くしたいのですがてこずります。

トマトの発芽が率・量とも順調になるので
どうしてもトマト先行で育苗になり
茄子・唐辛子・ピーマンが出遅れます。

茄子の二品種は果肉が柔らかく
味噌茄子にすると口の中でとろけてしまいます。

その食感が気に入り
黒茄子の栽培から白茄子・緑茄子にシフトしました

・唐辛子の栽培(品種:伏見甘長)

唐辛子の栽培は、激辛「鷹の爪」に比べれば
辛さは相当マイルドな「伏見甘長」を育てています。
唐辛子の収穫は
手入れから収穫に至る道具は専用にしないといけないし
道具を素手や肌に触ることもままならないです。

その点「伏見甘長」の収穫は素手で行っても問題ないし、
辛味といっても汗をかくほどの激痛に足らず
食んだ後にじんわり辛味残るきるといった具合です。

それも食べなれてしまったら
え?辛くないと感じてしまうほど優しさに
甘辛煮・素揚げ・天ぷらなどに料理して食べるとおいしい


唐辛子(品種:伏見甘長)の苗

今追加で育苗中とはいうものの
古くなったタネを撒いたところ20株以上発芽したので
先行定植がモグラ被害で消える(根が浮いて枯れる)ことを鑑み
補植用に育苗しています

・ピーマンの栽培(品種:伊勢ピーマン)

おそらくピーマンのタネを撒いて育てたつもりですが
時間差で唐辛子(伏見甘長)のタネを撒いて育てていました

混ざらないように別々に管理し定植したのですが
本植する場所の確保が遅れ仮上した時に混じった可能性が・・・

はっきり判別できるまでは
栽培状況については棚上げしておきます

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