2021年も3月に入り寒さも和らいできました。
此処しばらくは苗作りに取り掛かりが遅れ気味でしたので、今年こそは出遅れないように、適期適作を心がけていきます。
その肝心な畑へ手入れに行けない状況が続くも、2月に一度手入れをしていた白菜は、3月初旬ともなれば巻き始めていた株を縛り付けていました。それを諸ともせず抽苔株になってしまったため、止むを得ず全て収穫しました。
<反省>
抽苔する時期はあまり変動しないですから、やはりタネをまく時期や苗を育てて定植する時期が肝心ですね。遅れると帳尻合わせができませんからね。
白菜に続きダイコンも全部収穫しました。
アブラナ科の白菜や小松菜が抽苔したということは、ダイコンもご多分に漏れず近々には抽苔してきます。収穫のタイミングを見逃すと、全部”ㇲ”が入って食べられなくなります。
<反省>
ダイコンも蒔く時期が遅かったとはいえ、形そのものは根が綺麗に伸びて先細るものの、いびつにならずまっすぐなものが多かったですね。かたい部分があると分岐根になりやすいことを考えると、土中環境は深部まで締まり具合が均質で偏りが少ないということが、収穫した野菜からうかがえますね(^^♪
このほかにも、にんにく、サニーレタス、グリーンリーフレタス、玉ねぎがあるのですが、まだまだ株が小さいです。そんな中植えた記憶がないのですが、スナップエンドウの株間にグリーンリーフレタスが1株だけ育っていました
スナップエンドウの株間で育っていたグリーンリーフレタス
こちらは播種育苗後に定植していた赤ちりめんチシャ(サニーレタス)
この時(2021/03/07)の収穫と観察で、忘れてはいけないのは人参の収穫でした。
この人参は地元で大事に育てられている八事人参(愛知伝統野菜36品種)は、一般市場にタネが流通しない貴重品です。それゆえに此のタネだけは販売用に供する予定がありません。
今までの作付けでは、色が薄くて大きく育たなかったのですが、今年はタネ取りとして満足できる株が選抜できました。
この人参も、分岐根にならずますぐ伸びている株が多いですね。中でも写真右側のニンジンがタネ取よう母本選抜株です。選抜した株は間髪入れずに別に場所に移植しておくと、採種できるたねは減りますが、移植したことで作付け場所の制約がなくなります。
根菜類の母本選抜に関する利点と欠点ですね。母本選抜のポイントはこれだけじゃなくて、特にダイコンやニンジンには重要な事柄は本に書いています(^^♪
次回は 「種芋の植え付け」に関してです。
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